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【揚げまんじゅう】朝ドラでも有名な老舗甘味処!秋葉原「竹むら」をご紹介

竹むら_外観
竹むら_外観

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秋葉原から少し足を延ばした神田には、東京の下町の雰囲気が残っており、昔ながらの名店がたくさんあります。なかには朝ドラに出てくるお店のモデルとなった老舗もあり、風情の残るお店でゆったりと過ごせるのも魅力です。そこで今回は神田の路地裏に佇む老舗甘味処「竹むら」をご紹介します。

竹むら_入口
竹むら_入口

JR秋葉原駅電気街口から徒歩7分、朝ドラに出てくる甘味処のモデルとして知られる「竹むら」です。万世橋を渡った路地裏にお店があり、東京メトロ丸ノ内線の淡路町駅や都営新宿線の小川町駅のA3番出口からが好アクセス。昭和5年創業の風情のある外観で、千代田区景観まちづくり重要物件にも指定されています。東京都選定歴史的建造物にも指定されており、作家池波正太郎も通ったことでも有名な甘味処です。

竹むら_外観
竹むら_外観

お店に伺った日は朝ドラの影響もあり、多くの人が足を運んでいました。店内には小上がりの座敷席とテーブル席が並んでおり、計44席を完備。イートインとテイクアウトがあり、テイクアウトでは名物の「揚げまんじゅう」が購入できます。また店内撮影は厳禁となっており、注文した手元の商品のみ撮影できるので注意しましょう。立ち寄った際は趣のある空間を、ぜひお店で直接体感してみてください。

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竹むら_塩漬けの桜の花が浮かべられた温かい飲み物
竹むら_塩漬けの桜の花が浮かべられた温かい飲み物

お店に伺った日は、レトロな木の温もりを感じるテーブル席に案内。置かれていたメニュー表を見ていると、塩漬けの桜の花が浮かべられた温かい飲み物が運ばれてきました。ふわふわと浮いた桜の花は、見ているだけで心安らぐ風情を感じられます。桜の香りが品よく口の中に広がり、塩気が効いているので甘味との相性の良さを期待できる味わいでした。

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竹むら_揚げまんじゅう
竹むら_揚げまんじゅう

お店の名物「揚げまんじゅう」です。サクッと揚げられた「揚げまんじゅう」は衣が薄く、ふっくらとした口当たりともっちりとした弾力も感じられます。衣のサクサク食感がまんじゅう生地の食感を引き立てており、中にはしっとりとしたコクと上品な甘さのこしあん入りです。甘すぎない絶妙な加減で、甘いものが苦手な人でも食べやすい印象でした。歯触りや食感が印象的で、イートインとは別でお土産用をテイクアウトしている人も見受けられましたが、納得の味わいです。

竹むら_あわぜんざい
竹むら_あわぜんざい

寒い季節に人気のメニューが「あわぜんざい」。たっぷりのこしあんの中に、やわらかく炊かれたあわがたっぷりと入っています。「あわぜんざい」の上には小豆が数粒添えられており、横には口直しの山椒も。しっとりとしたコクのあるぜんざいは、なめらかな舌触りと上品な甘さが広がります。砂糖の甘さよりも小豆の風味が引き立っており、もっちりとしたあわとの相性は抜群でした。

竹むら_外観
竹むら_外観

今回は秋葉原駅から少し足を延ばして、神田の路地裏に佇む「竹むら」をご紹介しました。風情のある外観はもちろん、店内に入っても愛され続けた老舗の貫禄とどこか懐かしさを感じる素敵な空間が広がっていましたよ。名物の「揚げまんじゅう」や寒い時期にぴったりな「あわぜんざい」はどちらも上品な甘さで、まんじゅうの食感や小豆のコクなど、職人技を感じる味わいでした。ぜひ秋葉原観光と一緒に、東京の下町で愛され続ける老舗甘味処でまったりとしたひと時を過ごしてみてください♪

詳細情報

〈スポット情報〉

店名:竹むら

住所:東京都千代田区神田須田町1-19

営業時間:11:00~20:00

定休日:月曜日、日曜日、祝日

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