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秋葉原周辺では昔から愛され続ける飲食店が数多く軒を連ねています。なかでもビジネスパーソンの多い秋葉原周辺は、午後のエネルギーチャージに欠かせないお昼の名店が多いのも特徴です。そこで今回はふわっふわトロトロの卵がたまらない親子丼が人気の鳥料理店「鳥つね自然洞」をご紹介します。
JR秋葉原駅から徒歩10分、御徒町駅から徒歩7分の路地裏に佇むのが「鳥つね自然洞」です。大正時代に創業した老舗鳥料理店「鳥つね」の支店として1972年に開業し、老舗の味わいを継承しながら独自のスタイルで進化した鳥料理が楽しめます。JR秋葉原駅と御徒町駅の間にあり、末広町駅からが一番近く徒歩2分の距離です。
入口横にはメニューが置かれており、入ってすぐの場所にもメニューが掲げられています。暖簾をくぐると席に付く前に注文するので、あらかじめメニューを決めていくのがおすすめです。定番の「親子丼」をはじめ、全9種類のメニューがラインナップ。なかでも特上メニューは限定20食なので、早めに足を運ぶのがおすすめです。
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店内は入って右側にテーブル席が完備され、目の前には大きなカウンター席が並んでいます。また2階席は座敷席が完備されており、1階で靴を脱いで上がる仕様です。ビジネスパーソンや家族連れ、外国人観光客など客層も幅広く、おひとり様でもグループでも過ごしやすい空間でした。
2階席は個室としても利用でき、8名個室2室と12名個室1室が完備されています。お昼の時間帯は個室を開放しており、グループ客が中心に利用されていました。障子や土壁が昔ながらの日本らしい空間で、どこか懐かしさを感じる空間です。
足を運んだ日は外国人観光客が多い印象で、ヨーロッパや中国をはじめとするアジア圏からも多く、外国人観光客からの人気っぷりも伺えます。お茶はセルフ式で、ポットが置かれているのも嬉しいポイントです。
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親子丼が届くまで、お新香とお茶が先に提供されます。きゅうりのお新香はほんのりピリ辛で、ポリポリと食べながら待つ時間もどこか風情を感じさせます。できたての親子丼が到着するまで、まったりと待ちましょう。
今回注文したのは「親子丼」と「上たたき親子丼」です。丼はずっしりと重く、しっかりとボリュームがあるので、男性でも十分な満足度が期待できます。またお吸い物も添えられていました。
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こちらが一番人気メニューの「親子丼」です。鶏肉がゴロゴロ入っており、三つ葉が添えられています。卵とじは白身と黄身の部分があり、ふわふわトロトロの見た目が食欲を刺激するビジュアルです。
ふわふわトロットロの卵はコク深く、割り下の豊かな風味が広がります。プリッとした鶏肉は柔らかくジューシーで、割り下の味わいをしっかりと感じられました。甘さ自体は控えめな印象で、卵や鶏肉本来の旨みやコクが広がる味わいです。ご飯は粒立ちがよく、染みたご飯でも鶏肉や卵に負けない存在感があります。味わいのバランスを考えられたこだわりの親子丼でした。
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また「上たたき親子丼」も人気の親子丼メニューです。「親子丼」とは異なる見た目で、挽肉入りの卵とじの上に、卵黄がトッピングされています。こちらのメニューは箸ではなくスプーンで提供され、卵黄を割って絡めながら食べるスタイルです。
まずは卵を割らずに一口食べてみると、ひき肉と刻まれたねぎのシャキシャキ感がアクセントになった奥深い卵のコクを感じられます。卵黄を割ると、卵のマイルド感が増して、とろけるような口当たりと優しく広がる割り下の風味が引き立つ味わいです。個人的には「親子丼」に比べて、卵感が強くマイルドに感じられたので、ぜひ参考にしてみてください。また箸を使うのに慣れていない、小さなお子様や外国人観光客の方にもおすすめです。
今回は秋葉原周辺エリアで愛され続ける親子丼の名店「鳥つね自然洞」をご紹介しました。ふわとろ卵にジューシーな鶏肉が相性抜群の「親子丼」は食べ応えもあり、「上たたき親子丼」は卵のコクが広がる味わいでした。ぜひ鳥つね自然洞のこだわり親子丼で、午後のエネルギーをチャージしてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
〈スポット情報〉
店名：鳥つね自然洞
住所：東京都千代田区外神田5-5-2
営業時間：11:30〜14:00、17:30～22:00
定休日：日曜日
