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浅草定番土産で知られる老舗和菓子店♪「舟和 本店」をご紹介

舟和 本店_外観
舟和 本店_外観

浅草で味わう和スイーツ

海外からも注目される日本を代表する、人気観光エリアの浅草。東京都内各所から好アクセスで、日本の文化や街並みを体験できると多くの外国人観光客が足を運んでいます。そんな浅草グルメのなかでも、お土産として定番なのが和菓子です。浅草ならではの老舗和菓子店が多く、国内外の多くの観光客から支持されています。そこで今回は浅草を代表する人気老舗和菓子店「舟和 本店」をご紹介します。

舟和 本店_看板
舟和 本店_看板

つくばエクスプレス浅草駅A出口から徒歩4分、新仲見世通りにあるのが「舟和 本店」。東京メトロ銀座線の1番出口からだと、雷門と仲見世通りを経由するので観光にもぴったりです。新仲見世通りとオレンジ通りの交差点角にあるので、アーケードに沿って進んでいくとすぐに見えてきます。

舟和 本店_店内
舟和 本店_店内

舟和は明治35年に創業し、浅草寿町で芋問屋を営んでいた創業者が、当時高級で庶民の¥が味わえなかった煉ようかんの代わりに芋ようかんを作ったのが始まりです。代表的な銘菓には芋ようかんをはじめ、あんこ玉や栗むしようかんなどがあります。

舟和 本店_外観
舟和 本店_外観

店内でお土産用にお買い物ができるのはもちろん、近年ではカフェやバーなどの新しいスタイルにも取り組んでいます。食べ歩きにぴったりな「芋ようかんソフト」やドリンクは、夏場の観光シーズンになると行列ができるほど人気です。

イートインスペースも完備

舟和 本店_イートインスペース
舟和 本店_イートインスペース

オレンジ通りに面した、窓口からオーダーできます。店内に入るとソフトクリームを食べられるイートインスペースも完備。絶えず入れ替わりでお客さんが訪れていました。スペースは2卓4席なので、店外のベンチの利用や食べ歩きもおすすめです。

舟和 本店_バーのカウンター席
舟和 本店_バーのカウンター席

ソフトクリームの販売の裏側にはバーのカウンター席も完備。本店の一角にある「ふなわばーる」はお酒と和菓子のマリアージュが楽しめます。浅草観光の〆に、浅草和菓子とお酒をおしゃれに楽しむのもおすすめです。

舟和 本店_テーブル席
舟和 本店_テーブル席

今回は2階にある喫茶店に伺いました。本店の2階と3階は喫茶となっており、舟和の人気和菓子や軽食、喫茶ならではの甘味も取り扱っています。また舟和本店の喫茶はかつて「みつ豆ホール」という名前だったこともあり、みつ豆の元祖としても有名です。

舟和 本店_テーブル席
舟和 本店_テーブル席

店内は和モダンな雰囲気の空間で、案内された席は芋ようかんカラーのおしゃれなチェアが並んでいました。壁には華やかな壁紙が貼られており、気品のある雰囲気です。

華やかで細かい装飾が彩る空間

舟和 本店_華やかな細かい装飾
舟和 本店_華やかな細かい装飾

店内は華やかな細かい装飾が所々で目に止まる、おしゃれな空間です。和のレトロな要素とモダンなカフェらしさを融合させています。席間はやや狭い印象ですが、ひとつひとつの席自体が大きいので、ゆったりと寛げる空間です。

舟和 本店_照明
舟和 本店_照明

伺った時間は平日ということもあり、比較的スムーズに入店できましたが、ふと顔を上げてみるといつの間にか入店待ちの列ができるほど満席になっていました。平日と言っても時間帯に関わらず、急な混雑が予想されるので注意しましょう。

舟和 本店_テーブル席
舟和 本店_テーブル席

2階の店内はテーブル席やカウンター席が並んでおり、4人掛けや2人掛けなど人数に合わせて利用しやすい空間でした。2階には25席、3階には26席が完備されています。

浅草オレンジ通りを一望するカウンター席

舟和 本店_窓際のカウンター席からの風景
舟和 本店_窓際のカウンター席からの風景

窓際のカウンター席からはオレンジ通りが一望でき、2人掛けソファ席では新仲見世通りを見下ろせます。浅草の各所観光スポットにも好アクセスなので、観光中のひと休みにも最適です。

注文はQRと声かけ両方OK

舟和 本店_お茶
舟和 本店_お茶

注文方法はスタッフさんへの声掛けのほかに、QRを読み込んでスマホオーダーも可能です。タイミングによって、スタッフさんに声がかけづらい時でも手元で手軽に注文できるのはポイントです。また最初の一杯目以降、お茶や水はセルフとなっています。

舟和名物 芋ようかん&あんこ玉

舟和 本店_「芋ようかん」と「あんこ玉」
舟和 本店_「芋ようかん」と「あんこ玉」

今回注文したのは、舟和の看板商品「芋ようかん」と「あんこ玉」です。和菓子と言えば外せない抹茶と、喫茶らしいコーヒーをお供に紹介していきます。

舟和 本店_芋ようかん
舟和 本店_芋ようかん

こちらが代表銘菓の「芋ようかん」。黄金色で芋らしいホクホクとした質感を彷彿させます。美しくカットされており、丁寧に裏ごしされたなめらかな質感を期待できます。

舟和 本店_芋ようかん
舟和 本店_芋ようかん

早速いただいてみると、やや固さのある質感でなめらかにカットできます。さつまいも本来のホクホクとした質感をより滑らかに堪能できます。やさしい甘さとまろやかなコクが広がり、芋とようかんそれぞれの魅力をしっとりと感じられる味わいでした。

舟和 本店_抹茶
舟和 本店_抹茶

お供にいただいた抹茶は、すっきりとした飲み口で、爽やかなコクが感じられます。抹茶本来の奥深い苦味がやさしく、コクと風味が引き立つ抹茶でした。甘味との相性は抜群で、ほっこりとした時間を過ごせます。

あんこ玉6種を食べ比べ

舟和 本店_あんこ玉とコーヒー
舟和 本店_あんこ玉とコーヒー

こちらは代表銘菓の「あんこ玉」です。喫茶では1個からオーダーでき、小豆・白いんげん・抹茶・苺・珈琲・みかんの6種類から選べます。しっとりとしたこしあんの周りを。つやっとした寒天で包んだ和菓子です。

舟和 本店_あんこ玉

小豆や白いんげんはしっとりとしたコクを感じられ、抹茶や珈琲はフレーバーの風味がしっとりと香ります。苺やみかんはフルーツの繊細な甘さや爽やかさを堪能でき、6種類それぞれの魅力が楽しめました。ぜひ食べ比べて、お気に入りのフレーバーを見つけてみてください。

甘味と珈琲、絶妙な調和

舟和 本店_コーヒー
舟和 本店_コーヒー

今回足を運んだ際に驚いたのが、コーヒーとのマリアージュです。コーヒー自体はしっかりとローストされており、奥深い苦味や飲みやすい味わいが特徴的でした。何よりも「芋ようかん」や「あんこ玉」の甘さとのバランスが絶妙で、想像以上にマッチしています。ぜひ喫茶を利用する際は、コーヒーと「芋ようかん」の組み合わせを楽しんでみてください。

舟和 本店_芋ようかん
舟和 本店_芋ようかん

今回は浅草エリアで長年愛され続ける老舗和菓子店「舟和 本店」をご紹介しました。おしゃれな店内では、代表銘菓の「芋ようかん」や「あんこ玉」を堪能でき、優雅な時間を過ごせるのが魅力です。ぜひ浅草エリアを観光する際は、ひと休みに人気浅草土産を喫茶でまったりと味わってみてはいかがでしょうか。

詳細情報

〈スポット情報〉

店名:舟和 本店

住所:東京都台東区浅草1-22-10

営業時間:【平日】10:00~18:00 【土日祝】10:00~19:00

定休日:不定休

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