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上野の定番お買いものスポット♪「アメ横商店街」をご紹介

アメ横商店街_入口
アメ横商店街_入口

アメ横は上野の定番スポット

上野は多くの外国人観光客で賑わう人気の観光スポットで、ショッピングスポットや美術館、動物園などが充実しています。そんな上野の観光スポットのなかでも、人気なのが「アメ横商店街」です。そこで今回は上野を代表する人気スポット「アメ横商店街」をご紹介します。

アメ横商店街_入口
アメ横商店街_入口

JR上野駅不忍口からすぐ、交差点を渡った目の前にあるのが「アメ横商店街」です。JR御徒町駅と京成本線の京成上野駅から正面口からも目の前で、東京メトロ銀座線や日比谷線の上野駅からはA2・A5・A7出口からが好アクセス。正面のアーケードは人気のフォトスポットとして多くの人で賑わっています。

上野アメ横のルーツを辿る

アメ横商店街_店舗
アメ横商店街_店舗

上野アメ横商店街は、戦後の闇市や駐留米軍の放出物資の売買が始まりです。第二次世界大戦後、上野駅と御徒町駅の間に闇市や粗末な小屋でできた店舗やマーケットが誕生しました。約500mの商店街のなかに、400店舗以上の商店が立ち並び、当時の闇市形態の発展系として残る、数少ない商店街です。

アメ横商店街_店舗
アメ横商店街_店舗

「アメ横商店街」という名前の由来には、大きく2つの説があります。1つはアメリカ駐留兵の放出物資が多く流通していたため、「アメリカ横丁」が由来という説です。もう1つは砂糖が不足していた時代に飴屋が多かったことから「アメ屋横丁」と呼ばれ、転じて「アメ横」になったという説もあります。

年末のアメ横で食材探し

アメ横商店街_鮮魚店
アメ横商店街_鮮魚店

アメ横商店街は毎年年末になると、正月用の食材を求めて多くの人で賑わいを見せる姿も有名です。カニやマグロなど魚介類は買い物客で埋め尽くされるほどで、大晦日には売り切れ品も多い一方、お買い得品もあるのでチェックしてみてください。

アメ横で多国籍食べ歩き

アメ横商店街_食べ歩きスイーツ
アメ横商店街_食べ歩きスイーツ

食べ歩きにも人気のスポットで、カットフルーツをはじめ、アジアを中心に各国のグルメが楽しめます。韓国や中国グルメをはじめ、ボリューム満点のケバブ、鮮魚店の海鮮グルメも要チェックです。

アメ横居酒屋でせんべろ

アメ横商店街_立ち飲みできる飲み屋
アメ横商店街_立ち飲みできる飲み屋

また立ち飲みできる飲み屋や気軽に入れる居酒屋が多数立ち並んでいるのも魅力のひとつです。国内外の種類豊富な料理が楽しめるので、お酒もよくすすみます。アメ横ならではのリーズナブルな価格で、せんべろを楽しんでみてはいかがでしょうか。

アメ横商店街_店舗
アメ横商店街_店舗

飲み屋や食料品店が目を惹くアメ横商店街ですが、珍品や貴品を取り扱っているお店も多く立ち並んでいます。また衣料品店も数多く立ち並び、ジーンズが日本で初めて販売されたのもアメ横商店街でした。

上中(うえちゅん)商店街で買い物散策

アメ横商店街_アーケード「上中(うえちゅん)」
アメ横商店街_アーケード「上中(うえちゅん)」

線路沿いのアメ横商店街を進んでいくと、上野中通り商店街のアーケードが見えてきます。「上中(うえちゅん)」の愛称で親しまれており、一緒に立ち寄るのがおすすめです。

アメ横商店街_賑わいの像
アメ横商店街_賑わいの像

アメ横商店街や上野中通り商店街のアーケード前に置かれているのが「賑わいの像」です。1987年の東北・上越新幹線の上野駅乗り入れと周辺道路のカラー舗装化完成を記念して作られました。賑やかさをイメージした人間をモチーフにしており、かわいらしい見た目はアメ横商店街の記念撮影にもおすすめです。

アメ横商店街_アーケード「上中(うえちゅん)」

アメ横商店街_アーケード「上中(うえちゅん)」

上野中通り商店街はアメ横商店街のような食料品店よりも、スポーツ用品店をはじめ、カバンや靴といった物販店舗が多いのも特徴です。カラー舗装や芸術を取り入れた街づくりに注力しており、入口のアーチにあるロゴや街路灯のデザインにもこだわっています。

ショッピング後はアメ横飯

アメ横商店街_飲食店
アメ横商店街_飲食店

アメ横商店街には、昔ながらの飲食店が多く地元民やビジネスパーソンが通うお得なお店もたくさんあります。たくさん歩いてショッピングをしたら、愛され続けるアメ横グルメをランチやディナーで堪能しましょう。

上野の開運スポット徳大寺

アメ横商店街_摩利支天徳大寺
アメ横商店街_摩利支天徳大寺

アメ横商店街を訪れた際に立ち寄りたいのが、「摩利支天徳大寺」です。東京の上野広小路に創建されて以来400年、上野の繁栄を長く見守ってきました。仏教の守護神である開運大摩利支尊天を祀っています。

アメ横商店街_摩利支天徳大寺
アメ横商店街_摩利支天徳大寺

徳大寺は日本三大摩利支天のひとつとされており、江戸時代の寛永年間に創建されています。祀られている摩利支天は、「気力・体力・財力」を与え、「厄を除き、福を招き、運を開く」霊験あらたかな守護神として、民衆にも長く信仰されてきた歴史があります。

アメ横商店街_日蓮宗妙宣山徳大寺
アメ横商店街_日蓮宗妙宣山徳大寺

慈光院日遣上人によって創建され、正式には日蓮宗妙宣山徳大寺と言います。江戸から東京へと時代が移り変わっていく中、関東大震災や戦災により幾度と焼失しましたが、本尊は焼失を免れ、現代へと受け継がれています。

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アメ横商店街_十二支の猪の像
アメ横商店街_十二支の猪の像

十二支の猪は、摩利支天に仕える動物とされ、その由縁から亥の日を縁日としています。明治には猪の日になると、本堂前の摩利支天横丁に露店が並び、現在のアメ横商店街のように大きな賑わいを見せていたようです。

アメ横商店街_摩利支天徳大寺
アメ横商店街_摩利支天徳大寺

現在でも上野アメ横商店街の中心に鎮座し、親しまれている摩利支天徳大寺。猪の日になると多くの参拝客が訪れ、賑わいを見せています。アメ横商店街に足を運んだ際は、摩利支天徳大寺にお参りして、開運厄除けを祈念するのもおすすめです。

二木(にき)の菓子で東京土産

アメ横商店街_二木の菓子
アメ横商店街_二木の菓子

摩利支天徳大寺の向かいにお店を構えているのが、お菓子問屋の「二木の菓子」です。お菓子の専門店として常時5,000種類以上のお菓子を取り扱っています。なかでも有名な第一営業所とビック館は向かい合ってお店を構えており、人気メーカーの定番菓子やご当地菓子も豊富です。

アメ横商店街_二木の菓子店内
アメ横商店街_二木の菓子店内

種類豊富な品揃えに加えて、問屋価格ならではのリーズナブルな価格設定が人気のお店です。季節限定商品はもちろん、東京土産の人気箱菓子も取り扱っています。懐かしい駄菓子も箱売りしているので、駄菓子屋さんのように自宅で並べてみるのもおすすめです。

アメ横商店街_二木の菓子店内
アメ横商店街_二木の菓子店内

特に二木の菓子1号店のアメ横第一営業所は、プライスが二重表記されており、人気商品もまとめ買いでリーズナブルに購入できるのがポイントです。ハロウィンやクリスマス、バレンタインなど、たくさんのお菓子が必要なシーズンにおすすめ。上野でお気に入りのお菓子を大人買いしてみてはいかがでしょうか。

アメ横でスポーツ用品探し

アメ横商店街_スポーツショップ
アメ横商店街_スポーツショップ

アメ横商店街ではスポーツショップも充実しています。ロンドンスポーツ本店やスポーツジュエン本店などが立ち並び、多岐のスポーツウェアやシューズがラインナップ。少しレトロなデザインのスポーツウェアや懐かしいデザインのアイテムがリーズナブルな価格で販売されているので、スポーツウェアとしてはもちろんファッションアイテムとしてもおすすめです。

ABCマート発祥の地上野

アメ横商店街_ABCマート
アメ横商店街_ABCマート

人気シューズショップのABCマートは、上野のアメ横商店街が発祥の地です。アメ横商店街や上野中通り商店街沿いだけで3店舗が並んでいます。お店巡りをすれば、普段見かけないシューズやお目当てのシューズがリーズナブルな価格で購入できるかもしれないので、上野観光のついでに立ち寄ってみるのもおすすめです。

アメ横商店街_「上中(うえちゅん)」
アメ横商店街_上中(うえちゅん)

今回は上野駅前の人気観光スポットであり、多くのお店が立ち並ぶ「上野アメ横商店街」をご紹介しました。昔ながらの問屋が種類豊富に軒を連ねており、変わらぬ活気あふれる様子が伺えました。ぜひ上野観光に立ち寄った際は、お手頃価格での買い物や食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳細情報

〈スポット情報〉

店名:上野アメ横商店街

住所:東京都台東区上野6丁目10

営業時間:店舗によって異なる

定休日:店舗によって異なる

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